箱がありません。
三國志９ with PK

源義経の立場から各部隊に細かく指示を出すのではなく、源頼朝の立場から全体の戦略を考えるゲームだ、と言ったら解りやすいでしょうか。誰と誰を組ませて部隊を編成して、陣形と兵法はどれにしようかと出陣前の準備で結構悩みますが、それが図に当たった時は、かなり爽快な気分になります。弱い武将でも意外なところで力を発揮するのも面白かったです。
人事、内政、外交、軍事、計略など、いずれもルールは単純でありながら、様々なことを試すことができる自由度の高さもいいですね。これも一枚マップ上の舞台と自動戦闘の賜物でしょうか。特に序盤は内政だけ、軍事だけ、計略だけ、ではダメで戦略のバランスが問われるのも奥が深いです。
コンピューターも好戦的でガンガン攻め込んでくるので、序盤から中盤にかけては片時も気を抜くことができません。そして辺境には異民族というラスボスが待ち構えています。大雨や大雪や東南の風のような自然現象があっても良かったんじゃないのかな。