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【作品概要】
『アンネの日記』に導かれ、アンネが生きた道筋を遡る17日間の旅の記録。
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アンネ・フランク、私の父、私。
時を超え、響きあう 三冊の日記とその日付――。
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私は二冊の日記を抱え、ヨーロッパへ旅に出た。
一冊は、アンネ・フランクが第二次大戦の最中、
アムステルダムでの≪隠れ家≫の日々を書き記した日記。もう一冊は、アンネとおなじ年に生まれた私の父が、金沢で学徒動員~戦後の日々を書き記した日記。
アンネの足取りを死から生へ遡るようにして旅をし、二冊の日記に背中を押されるように、私自身も日記を書いた。
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異なる時間、異なる場所、それぞれの人生の中で書かれた三冊の日記。
戦中・戦後の状況で綴られた「アンネ」と「父」の日記には、それでも未来への希望を失わない若者の姿がありました。
小林エリカは旅の途中、幾度も日記を読み返し、立ち止り、考えます。
圧倒的な力や数の前でも、そこにひとりひとりが生きていること、そしてひとりのささやかな営みが続いていくことの尊さについて。2冊の日記を手掛かりに、命の感触に肉迫した著者渾身作。

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『アンネの日記』…今日までに2500万部を超える世界的ベストセラー。
アンネは日記を「キティー」と名づけ、日記はいつも心の友「親愛なるキティー」へ宛てた手紙のように綴られた。

【著者について】
小林エリカは、現代文学の作家として知られ、独自のスタイルで多くの読者に支持されています。彼女の作品は、深い感情と鋭い洞察に満ちています。

【出版情報】
本書はリトルモアから出版されており、ISBNは978-4-86129-083-3です。

- タイトル: 親愛なるキティーたちへ
- 著者: 小林エリカ
- ISBN: 978-4-86129-083-3
- 出版社: リトルモア

クリスマスプレゼントにもぴったりです。