赤川次郎の小説「午前０時の忘れもの」です。

愛していれば、奇跡もきっと起こる――。高速バスが湖に転落する事故で、四十人余りの乗客が帰らぬ人となってからちょうど一ヵ月。湖の底に沈んでしまった死者たちから愛する人たちへとメッセージが届く。メッセージに導かれ、深夜のバス・ターミナルに集まった人々が出会う不思議な出来事とは? 生きることの切なさと命の輝き、人を愛することの素晴らしさを描いた、赤川ファンタジーの傑作！

【目次】
メッセージ
十九歳の明暗
眠りの中で
幼なじみ
集合
疑惑
闇の中の刃
小石
サユリとサユリ
生命の夜
再会
それぞれの時
緊迫
人質
銃弾
別れ、再び
それぞれの朝
解説（三木卓）

発行所：集英社

発　行：第12刷 2011年10月

頁　数：307

定　価：495円＋税



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