■複数枚での購入で、1点につき1000円お値引させて頂きます。また、セットでお安く出品もさせて頂いておりますので、そちらも是非ご覧ください。

『糸杉と星の見える道』
作者：フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)
制作年：1890年

現在はクレラー・ミュラー美術館が所蔵する、「星空」と「糸杉」という、彼の人生における重要なふたつのモチーフを融合し、これらのテーマを最後に描いた作品でもある『糸杉と星の見える道』の立体複製画です。

彼は糸杉を「死」や「永遠」を象徴するものとして捉えていたと言われています。この絵の中でも、糸杉は空へ向かってそびえ立ち、強い存在感を放っています。糸杉の垂直のラインが星空の広がりと対照的であり、地上と天の間をつなぐ存在として描かれ、これにより、ゴッホの精神的な深層、彼の人生や死に対する思索が作品に反映されているように思えます。
そして、この強くうねるように伸びた糸杉の背後にきらめく、深い青や紫で描かれた星空。彼にとって、星空は神秘的で広大な宇宙と個人のつながりを感じさせる存在でした。
ゴッホは星空を、孤独や不安といった感情を抱える中で、希望や安らぎの象徴として描いていたとも解釈されています。この作品では、糸杉と星空の対比が、地上の有限と天上の無限の関係を暗示しているようにも感じられます。

「糸杉と星の見える道」は、ゴッホ晩年の作品であり、彼の感情や内面を強く反映した作品です。
ゴッホはこの時期に多くの夜景や自然の風景を描いており、『糸杉と星の見える道』はその集大成ともいえる作品でしょう。

■色の耐光年数が150～250年と言われる高精細なジクレー印刷に、油絵独特の筆致・質感・盛り上がり・ボリューム感を出すため、メディウムという透明絵具を絵柄に合わせて一筆一筆描いています。
樹脂製のゴールドの額に、割れて怪我をする危険の少ない、アクリルカバーが付属しています。

■状態：目立った傷や汚れは見当たりませんが素人保管の商品ですので、神経質な方のご購入は御遠慮下さい。

■その他、注意事項：
※トラブル防止のため、必ずプロフィールを一読頂いた上でご購入下さい。

※前面をダンボールで保護の後、プチプチを何重かにしてお届けする予定です。

※お値下げ交渉は御遠慮下さい。

内容にご納得頂ければ即購入して頂いても結構です。