9号で廃刊になった【終末から】の第2、3、4、7、9(終刊)号の5冊(1973年〜1974年、筑摩書房刊)の一括販売ですが、下記の値段にて分売承ります。

2号には、林静一の「光夢恋」(絵巻裏面軽度のヤケ)の豪華絢爛長尺絵巻(書影1)付いてます。
サイズは約21x100cmで迫力あり綺麗です。

全て古書店で購入、2号の後ろ見開きに古書店シールと鉛筆書き数字(書影10)。裏表紙に鉛筆書き数字( 書影6)。

保存状況は書影通りです。
表と裏表紙・背はスレヨゴレ、シミ、ヤケ等。本文各頁は、シミや3縁からヤケも使用感なし、カラー印刷頁はシミあるもまずまず。3方ヤケ。

特集　豪華執筆陣
2号(1300円)：破滅を前にこう生きる．小説・小松左京、田辺聖子、中井英夫、井上ひさし。
3号(600円)：破滅か変革か、石原慎太郎、小田実、羽仁五郎、野坂昭如
4号(600円)：皇居侵入少年の手記。野坂昭如・八方鬼門。本文頁にシワ等(書影11)。
7号(600円)：死における生き方の研究、小説・小松左京、田辺聖子、中井英夫。ヤケ程度大。
9号(700円)：終刊号、野坂昭如・立候補か自殺か。表紙オレ跡。本文各頁の赤ボーペンで書き込み散見(書影13)、ヤケ程度大。他の号と比べて非常に分厚い。

約50年前の古雑誌にしては、まあまあと思われる。

『ガロ』の関係者がおり『ガロ』系の人脈が数多く執筆。更に、上記に加えて開高健、小松左京、埴谷雄高、種村季弘他。
連載作品
* 赤瀬川原平『虚虚実実実話櫻画報』(櫻画報大全には再録されていない)。
* 小松左京『おしゃべりな訪問者』 - 挿絵は秋竜山。小松がタイムマシンを用いて歴史上の人物にインタビューする。
* 田辺聖子『今様上方落語』 - 挿絵は水木しげる。(単行本：おせいさんの落語)。
* 中井英夫『蒼白者の行進』 - 挿絵は建石修志。

書影の様子と約50年前の刊行であり経年変化がある事を、ご理解頂ける方のご購入をお待ち致します。本の状態の追加情報のご要望やご不明点もコメント欄へお寄せ下さい。

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