モンブラン製 東京洋傘

東京都指定伝統工芸品

敬老の日 百歳長寿者 記念品

美しさと機能性を兼ね備えた東京洋傘。美しいフォルムのための東京独自の縫製技法や、使い心地を高めるための職人の細やかな心遣いが散りばめられており、使う度に天候による憂鬱な気分を喜びに変えてくれる。

昭和35年にモンブラン山口を創業した会長が、心底惚れ込みこだわったのが“ほぐし織”という職人の手間をかけた織物だ。
数センチに一本づつ“仮糸”（横糸）を入れて“仮織り”した布に、“手捺染（てなっせん）”という手で型染めをする技法で一色づつのせていく。染め上がった布から仮糸を抜き、縦糸だけにしたものをさらに“本織り”するという複雑な工程を経て、独特のぼかしたような風合いの絵柄が生まれる。

印象派の絵画のようにやわらかくぼかしたような“ほぐし織”の柄は、レンズの役割を果たす雨粒によりさらに美しさが際立つという。
こんな傘を手にする人は、きっと雨の日が待ち遠しくなるに違いない。

長さ 78cm

直径 86cm

親骨 49cm



木箱に入れたまま保管していた未使用品。
傷や汚れ・サビはありません。

木箱をプチプチで包み発送します。