[完成品] ハセガワ製 １／７２スケール

日本海軍 十八試陸上攻撃機 『連山』

中島飛行機製

模型サイズ ： 全幅 ： 452mm 全長 ： 319mm 全高 ： 100mm



ハセガワ製の１／７２スケールの古い模型を組立、塗装致しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です。塗装色は機体上面が中島系海軍暗緑色、機体下面は海軍明灰白色、機体内部は中島系機体内部色、プロペラはレッドブラウン日本機プロペラ色、タイヤはタイヤブラックです。主翼前縁の黄橙色味方識別帯は吹付塗装です。機体上部、及び下部の旋回機銃は旋回します。また機銃も少しだけ上下に可動します。尾部機銃も同等。模型の機体前後の重心バランスが悪くそのままでは３点姿勢が保てないので、ディスプレイ用の支柱を用意しております。

あくまでも素人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認願います。

尚、非常にデリケートな商品なので、発送に際しては細心の注意を払って梱包して発送しますが、輸送途中で部品が脱落したり、折れたりする事もあるかも知れません。出来れば御自身で接着等の簡単な補修が可能な方の入札をお願い致します。



[陸上攻撃機『連山』について]

陸上攻撃機『連山』はそれ迄に活躍していた『一式陸上攻撃機』の後継機として昭和１７年末に計画されました。海軍では『陸上攻撃機』とは陸上基地から発進する攻撃機で、水平爆撃、及び雷撃を任務とする機体です。『連山』は敵戦闘機よりも優速でかつ遠方の敵基地を爆撃可能な高性能長距離陸上攻撃機として計画されました。昭和１８年９月に中島飛行機に正式発注され、昭和１９年１０月に試作一号機が完成、初飛行を実施しました。僅か１年と大型機としては驚異的な速さの開発でした。但し正式の排気タービン付発動機はこの時には未だ完成していませんでした。その後、戦況の悪化と資材の不足のため、完成機は３号機までで製造中止が決定。その時、中島飛行機の工場には８号機までの機体が製作途中でした。