The Ballroom / preparing for The Millennium

レーベル：Rev-Ola
品番：CREV058CD
状態詳細：ブックレット中に若干の折れ跡があります。（写真４枚目参照）


ボールルームです。
ご存じの方は既に持っておられるかと思います。
当然持っていない方々に対してオススメするのがこの欄の主旨なのは承知しておりますが、とても1,000文字で説明できるシロモノではございません。

ただ、間違いなく言えるのは、ミレニウムとかサジタリウスとかボールルームとか書いたCDは軒並みとりあえず買っちまえ、ということであります。
ついでにカート・ベッチャーとかリー・マロリーとかジョーイ・ステックとかサンディ・サリスベリーとか書いたものも軒並み買ってしまって間違いありません。

主に未発表曲集的側面の強い本作ですが、この中で正式にリリースされている曲はボールルームの67年のシングル①“Spinning, Spinning, Spinning”とカップリングの⑪“Baby, Please Don't Go”、そしてカート・ベッチャーがヴィクトリア・ウィンストンという女性シンガーと組んで66年にリリースしたサマーズ・チルドレンの⑳“Milk And Honey”、67年のサンディー・サリスベリーのシングル㉑“All I Really Have Is A Memory”、ニルソン作でサンディー・サリスベリーがパペット名義で70年にリリースしたシングル㉒“Best Friend”あたりでしょうか。

で、「ミレニウムへの準備」といった謳い文句の本盤ですが、実際はプロデュースに当たったゲイリー・アッシャーがこれら音源を元にカート・ベッチャーらと共にサジタリウスの“Present Tense”を制作したことを考慮すると“preparing for The Sagittarius”という方が適切かもしれませんね。
③“Would You Like to Go”や⑨“Musty Dusty”や⑭“The Keeper of the Games”、⑱“I'm Not Living Here”は“Present Tense”へ流用しております。

まっ、とにかくミレニウムもサジタリウスも一連のものは全部まとめて聴いてみることをオススメ致します。