「いつか、虹の向こうへ」
伊岡 瞬
定価: ￥ 640

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ひとこと
『代償』で伊岡瞬さんの著書にハマり、ほとんど全てを読了したのですが、本作が著者のデビュー作とは思えない作品でした
（大抵の作家さんは、過去作を辿ると文体や構成が拙くなることが多かったです）

ハードボイルドと呼ばれているジャンルをあまり読みなれていないのですが、とにかく盛りだくさんな内容です
主人公が広域指定暴力団からも警察からも追われる立場になったり、擬似家族的な同居人たちが〇〇されたり、やたらと暴力シーンが痛そうだったり……笑
結末が気になりすぎて途中でやめられず、ほぼ徹夜で読了しました

あらすじ
尾木遼平、４６歳、元刑事、現在の仕事は警備員
ある事件がきっかけで職も妻も失っ てしまった彼は、売りに出している家で３人の居候と奇妙な同居生活を送っている

そんな彼のところに、家出中の少女が新たな居候として転がり込んできた

彼女は、皆を和ます陽気さと厄介ごとを併せて持ち込んでくれたのだった………………

優しくも悲しき負け犬たちが起こす、ひとつの奇蹟

第２５回横溝正史ミステリ大賞＆テレビ東京賞をW受賞したデビュー作！

※購入後、表紙を外して市販の布製ブックカバーをつけて一読しました
綺麗な状態だとは思いますが（写真参照）、中古本であることを了承の上、ご購入ください
よろしくお願いします