『映画を作りながら考えたこと』

高畑勲 著
徳間書店
1991年 刊行
定価: ￥ 2,420（税込）

単行本
四六判 ハードカバー 20cm
497ページ

目次：
1955　影絵
1968　太陽の王子ホルスの大冒険
1971　長くつ下のピッピ
1973　アルプスの少女ハイジ
1976　母をたずねて三千里
1979　赤毛のアン
1981　じゃりン子チエ
1982　セロ弾きのゴーシュ
1984　風の谷のナウシカ
1986　天空の城ラピュタ
1987　柳川堀割物語
1988　火垂るの墓
1991　おもひでぽろぽろ
作品リスト


★ご覧いただきまして、ありがとうございます。

★「高畑アニメ」の舞台ウラを垣間見ることができる、演出論、映画論、アニメーション論等の集成にもなっていて、また、ジブリ前史を探るうえでの貴重な論考集でもある良書だと思います。

★ときおり、制作中のスタッフに宛てた演出方針や注意事項メモなど、内部向け文書も見られますので、「何かを創る」とはどういうことか──クリエイターであれば、読んでおいて損はないのではないでしょうか。

★初監督作品、劇場版「太陽の王子ホルスの大冒険」から「おもひでぽろぽろ」まで、また、TVシリーズ監督作品「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」も含めて、アニメーション映画監督の高畑勲がそれぞれの作品の制作に携わりながら "考えたこと" は何だったのか──。
諸雑誌に載せたエッセイ、対談、インタビュー等52本を収録、高畑アニメのルーツに迫っています。
脚本家・山田太一氏ほかとの対談も収録。

★帯に傷みが見られますが、本文はきれいで、通読に支障はないかと思います。

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