唯一、肥後守を制作している
永尾製作所さんの肥後守です。

何処かの販売店特注品と思われます。
余りに変わった逸品なので興味のある方は是非！

先ず、鞘が大昔ならではの縦曲げで筒状になっています。畳んだ状態でもケガせんか？！と、ツッコミ満載の肥後守です。
昔はこれが一般的に大量生産にされていましたが、現在はラインナップにはありません！

ブレードは笹刃の青紙割込で、白紙鋼で定番となっている笹刃タイプより薄刃で、カシメは小さなノーマルタイプ、菊座金ではありません。
量産型に近いモデルです。

反面、鞘には鍛造成形したハンマー痕が多数見受けられるなど、より手作り感が高い希少品だと思います。