ご注意下さい。中身はみんな私が飲み干しました。

スコットランドのハイランド地方に建つノックドゥ蒸溜所のシングルモルト、アンノックがイラストレーターのピーター・アークルさんとタッグを組んでリリースした特別なボトル「アンノック　ピーター・アークル」の第一弾の空瓶とカートンセットです。
古いボトルなので一応はまることは嵌まりますが、コルク破損があります（写真5枚目参照）。
また、ボトル容量は現在一般的な700mlではなく1000mlです。
「エクスクルーシブ・トゥ・トラベル・リテール」と名付けられたこの限定品はその名の通り、旅行鞄を模したカートンと、ネームタグを模したラベルが与えられています。
スコッチにはこういった、空港免税店限定販売のボトルがけっこう存在していて、UK域内では買えないものが多いのです。
これらが外貨獲得に大きく貢献することを知っているので。
植民地のほとんどが独立してしまったいま、UKにとって外貨の獲得はスコッチ・ウイスキーとビートルズに端を発するブリティッシュ・ロックに頼らざるを得ませんから。

アルコールとミュージックは世界共通の癒やしです。
適量であればこんなに優れた薬は他にありません。
ただ、どちらも深追いし過ぎると命取りになる危険を孕んでいます。
依存するのは危ない。
実はこれはどんなものにも言えることなのです。
塩にも、水にも、プロテインにも、炭水化物にも。
アルコールを依存症の代名詞にするのは、世界で最も数が多いからです。
質の問題ではありません。
質で言えばアルコールも脂質もタンパク質も変わらないのです。
あ、ちょっとしつこいか。質だけに。

何かを悪者にしようとする意見には必ず偏見または悪意があります。
そういう意見を耳にしたら、何が目的なのかよく気をつけて下さい。
多くの場合は金ですが、時には名声だったりします。
そして名を求める人間のほうがタチが悪いことが多いのです。
自分では何も成さずに批判することで、一挙両得を狙うのですから。

この出品のBGMはジェシー・シャトキンとシーアの「シャンデリア」です。
酒は愉しむためにあるものです。
酔ってなにもかも忘れるためにあるのではありません。
薬でもあり、毒にもなりうることを肝に命じて付き合うべきと思います。
1、2、3で呑むようなマネは絶対に慎むべきです。
ご質問等はお気軽にどうぞ。