実家の納戸に保管されていました。
深い彫りが美しい鎌倉彫りの丸盆です。
戦前から彫師として活躍した伊志良不説の作品
贈答品として送られてきた段ボール箱のまま保管されていました。段ボールには昭和40年の消印があるので59年前のものです。
写真1の色合いが一番実物に近いです。
とても状態がよく見事なお品です。
立派すぎて使えなかったようです。

直径 42㎝
高さ 2.7㎝
木箱　44.5×44.5×6cm

鎌倉彫の栞より
伊志良不説の略歴(本人著)
　私は幼少、鎌倉彫師大石鎌霊師に師事し、一般技術をさづかり、後、宗家二十七代三橋鎌岳師が、表千家々元の招きにより京都に遊せし砌同師に随行、数年間起居を共にし、厳格なるご指導のもとに宗家の彫漆極意を伝授され、許されて昭和八年長谷の地に工房を設け独立、製作に専念するかたわら、師弟を養成しつつ現在に及んでおります。
この間各種美術工芸展に出品し、入選入賞を重ね、東京藝術大学に講師として招かれ、鎌倉彫の講座を担当した事もございます。

製作は青天白日の下、一切かげのカラクリを避ける。この意味で房号白日堂といたしました。

自己の作品はことさら説明を加えない。買っていただき、使っていただいて真価を認めていただく。
この意味で釈迦の言葉に因み、雅号『不説』といたしました。


布巾で全体を軽くふきました。
木箱には壊れたところがあります(写真9をご覧下さい)
黄色い布は手洗いしました。
皿立てはつきません。
木箱に入れプチプチで包みリサイクル段ボールに入れてお送りさせていただきます。
長期自宅保管品にご理解いただける方へよろしくお願いいたします。
即購入OKです。

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