宮本昌孝著


●天離り果つる国（上）

　飛騨白川郷に眠る金銀と、そこで密かに生産される塩硝を狙って、天下布武へ邁進する信長は、天才軍師・竹中半兵衛の愛弟子・七龍太を白川郷に送り込む。
　「天離る地」と心優しき人々に魅せられた七龍太は、"天空の城"と言われる帰雲城に拠って白川郷を治める城主・内ヶ嶋氏理の娘と共にこの地を守るため立ち上がる。


●天離り果つる国（下）

　織田信長亡き後、実質的な後継者になった豊臣秀吉の怒りの矛先が、七龍太に向けられた。討伐を命じられた黒田官兵衛の決断とは。
　秀吉、家康から里を守るため、帰雲城主は真宗勢力と手を組み、飛騨白川郷の独立をめざす。
　「天離る地」の小国は、生き残ることができるのか。そして驚天動地の出来事が――。
　一夜にして消えた「幻の城」をめぐり、明かされるもう一つの戦国史。



２冊とも初版です。

スレ・ヨレ・折れなどありますが問題なくお読み頂けます。
完璧を求める方、神経質な方はご遠慮下さいませ。
中古品にご理解ある方のみ宜しくお願い致します。


画像のようにやや厚手のトレーシングペーパーをかけて保管しております。
カバー保護のためこのまま発送予定です。


オマケとして、澤田ふじ子著「黒染の剣」も同梱発送致しますので、併せてお楽しみ頂けましたら幸いです。
（剣を捨て黒染屋を家業としていた、かつての足利幕府兵法所出仕・吉岡憲法一門。その名声ゆえ剣に生きざるをえなかった吉岡一門の悲運と実像に迫る時代長篇です）


歴史小説、時代小説も少しずつ出品しておりますので、よろしければご覧下さい。