日本のインディーズバンドコンピレーション
DUBをテーマに個性的な楽曲が多数収録されています。Fishmans好きにオススメ

東京のDUBは歌から始まる？！既成の枠にとらわれず活動するDUB魂溢れるバンド11組による歌モノDUBコンピレーション。監修：寺尾ブッタ

(1)big sirrusによるbig sirrus home
6分におよぶ哀愁、夕方の河川敷ダブチューンに
ポエトリー感のある脱力ラップが絡む名曲。
この曲がやはり一番印象強。
裏声メロウ、ナイスすぎる。
アルバムのクオリティの高さを約束するかのように始まります。

(3)寺尾ブッタによる西域ルート
こだわりの効いたバックトラック。
一昔前の細野晴臣の監修するdaisyコンピレーションに入ってそうな洒落の効いたサンプリング＆エレクトロニクスポップ感。

(4)泰山に遊ぶ　による上海ナイトクルーズ
アルバム中でも印象に強く残る8分超えのビッグチューン。
ポコポコしたローファイなリズムマシンによるゆったりテンポ
哀愁のヴァイオリン(?)
線の細い色白肌の女性ヴォーカルはパンチの効いた言葉を散りばめながら湯葉のようにあとを引く。

(5)春風堂による"あってないようもの"
ダブ要素弱めですがめっちゃいいです。
インディ日本ポップスとして再注目！
何回も聴いてると、この曲が地味にアルバム中最高傑作では？と思うところあります。

(10)タイカップによる"Live at killimanjaro"
サイケにギターが唸るダブチューン。
ライヴハウスのアングラ空気感、地下のカビ臭。鉄骨臭、強く出てる。
音的には二番煎じ感ありますがやっぱりこうゆうのグッときます。
ポエトリー系の男性ヴォーカル。


1.bigsirrus / bigsirrushome
2.いなかやろう / ジャグジャグ
3.寺尾ブッタ / 西域ルート
4.泰山に遊ぶ / 上海ナイトクルーズ
5.春風堂 / あってないようなもの
6.acae / 胡乱座
7.藤田建洋 / 悲しみをぶっとばせ
8.「ricca」/ 下北沢はまるで水浸しの移動遊園地みたいだ
9.灯台守 / かげろう
10.タイカップ / LIVE AT KILLAMANJARO
11.トミーザグレイト / MYBGM