京都の人形作家«一操 » 作

名匠による雛人形

京都市左京区下加茂貴船町にあった京人形、雛人形の老舗のもの

1983年　購入価格　100万円(サイトからの引用では、*1983年の100万円は現在のおよそ約250万～300万円の価値になると推定される)

高さ25cm x 30cm ( 着物の広がりまで )

雛人形が一操作、小道具が京都、華英作という名匠ふたりのコラボレーション作品

ぼんぼり、親王台(畳)、赤い毛氈，金屏風等の付属品はありません。
写真は、当時のセットを付けて飾った時のものです。付属品は、デパートや人形店で入手できます。作家は、人形を作り，付属品は販売側が付けます。

芸術品ですので、代々受け継がれて行く家宝になるものです。現存する卓越した人形作家は，数人だけと言われています。また、使われる材料は、当時は遥かに上質なものでした。着物は、当時の厳選された絹糸で織られています。

子どもが幼い時に海外に移住した為、このお雛様は日本で保管し、数回しか飾る機会がありませんでした。

現在も大手デパートで同じ大きさの似てる物が、100万以上で売られています。が、決定的な違いがあります。名工の技の他に絹，小道具の材質です。当時の絹は厳しい規格を通った厳選されていたもので織られ(現在は，ほとんど安価な輸入ものです)、絹の光沢，ウェーブに出る繊細さが全く違います。

ほぼ同様の絹は、現在では当時の養蚕技術をもってブラジルに渡った日本人が生産している絹で、日本にも逆輸入されています。その質の高さはエルメスのシルク以上と言われます。いかに当時の絹が上質だったかが、わかります。その当時の絹でこのお雛様の着物は織られています。

小道具の材質も金の含有量の多さや、上質な素材が使用により殆ど劣化していません。今後も輝き続けるでしょう。お内裏様の刀も、素晴らしい細工がしてあります。

*海外にもオンライン出品していますので、先にオーダーが入る可能性があります。お買い上げの前にメッセージ下さい。

*45年の経年でお雛様の後ろのきもの(白い部分)がうっすら変色していることと、作家名の板がかなり変色しています。

*最後の写真は、桐の箱が入っていたダンボールの店舗名と作家名の部分を当時切り取って、とっといたものです。桐の箱はありません。

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#お内裏様のお雛様