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日本人0〜100%の本　私たちはこんな国民である
　百分比情報研究会 編
　太陽企画出版
　1993（平成5）年12月20日 第1刷
　定価 1,200円

です。


う〜ん、そうだったのか……

日本人の74%は仏教徒で、自分は上流階級だと考えている人間が0.5%いる。

ビジネスマンの31.4%が月50時間以上残業し、22%の家庭が住宅ローンを抱えている。

男性の18%がコロンを使っており、0.4%がカツラに頼っていると認めている。

妻の93%が夫の誕生日を知っていて、離婚を申し立てる女性の6%が性的不満を動機に挙げている。

中学生の62.7%は日頃だるいと感じ、高校生の56.4%は視力が1.0以下で、女子高生の77%は1日1回必ずシャワーを浴びている。


※
百分比、あるいはパーセントの情報は不思議で、数字のわずかな異動で、情報が与えるインパクトは違ってきます。

そのいい例が天気予報の降水確率で、10%だったら、大丈夫だろうと、平気で傘なしで出かけてしまいますが、30%となると、ひょっとするとと、傘に手が伸びたりするものです。

中庸大好き「普通教」信者の我々日本人の百分比情報を集めてみたら、どうだろうかと、考えました。

（中略）

私たちが私たち自身をもっとわかることができるのではないか、日本人とはなにか、というとおおげさですが、私たちはこんな国民なのだと納得すれば、自分や他人の日々の言動が、より理解できるようになるはずです。

「中流意識」の根源なんかも見えてくるかもしれません。

そんな思いから、さまざまの出版物やテレビ番組のなかから、パーセントを収集してみました。

（中略）

自分発見の「百分比旅行」をお楽しみください。
※


今から27年前の日本人の平均的な姿をパーセンテージで語っている面白い趣向の本です。

よろしかったら是非！

不明な点などありましたら、お気軽にコメントください。

#フジの日本棚