【帯あり】サーカス―アクロバットと動物芸の記号論

Circus and culture:a semiotic approach

ポール・ブーイサック (著), 中沢 新一 (翻訳)

せりか書房　1984　第1刷



目次

まえがき

I　サーカスと文化

II マルチメディア言語としてのサーカス

III アクロバット芸の構造と意味

IV 利口な馬―首のしっぽ

V 軽業師と奇術師―サーカス演芸の意味論

VI ライオンのオリの詩学―テクストとしてのサーカス芸

VII 儀礼としてのサーカス演芸―動物園 vs サーカス

VIII詩的ディスクールとしての曲馬芸

IX メタ文化的テクストとしての道化芸

X　サーカスポスターの記号論

ポストリュード（後奏曲）

原注　訳注　訳者あとがき

サーカスは文明が生み出した最古の技術の生きた保管者である。人間はサーカスを通じて動物の能力のうちに潜んでいる、より高い力と交感し合っているので、我々の目にはサーカスに何か超自然的な力が備わっているように見えるのだ。サーカスの人間であるブーイサック教授は従来渇望されていたサーカスの理論を磨き上げ、これを見事な文章でひときわ鮮やかに展開した。（レヴィ＝ストロース推薦）

絶版　希少本

当時物につき経年は見られますが、あくまで自宅保管品とご了承の上よろしくお願いいたします。
71KW17
見世物