代数幾何学入門
シュプリンガー・フェアラーク
B.L.ファン・デル・ヴェルデン著
前田博信 訳

自宅保管本です。

『現代代数学』の著者ファン・デル・ヴェルデンが、代数幾何学の入門書として書き下ろしたものです。
代数幾何学の古典的結果を、現代代数学を基礎にして分かりやすく整理し、明快に展開しています。特に代数的対応やチャウ形式を用いた重複度の定義や交点理論、平面代数曲線の無限に近い特異点の理論や、ネターの基本定理を用いたリーマン・ロッホの古典的な証明、代数多様体の三角形分割可能性などについての記述は、とても興味深い内容になっています。


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