●『持たない贅沢／山崎武也』

(知的生きかた文庫 )



出版社 ‏ : ‎ 三笠書房

発売日 ‏ : ‎ 2015/6/30 重4版

文庫本寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.4 x 15 cm。253ページ 。



●【内容紹介】

「家や車を持たない」「失うものがないという強み」「モノを持たない贅沢！人生無常あるがままに生きていく」



　今あるものに「楽しみ」を見出す。―逆らわず、こだわりすぎず、表面的な見栄と世間体の帳尻合わせ「贅沢」に惑わされない…。毎日をゆっくりと、丁寧に暮らす。―「生きる心地よさ」を味わうということ。一つ試すごとに毎日がどんどん快適に！



●【目　次】

１章　物事はシンプルに捉え、考える

２章　「本当に必要なモノ」は少ない

３章　今あるものに「楽しみ」はたくさん隠れている

４章　逆らわず、こだわりすぎず

５章　美しいものを見る目を養う

６章　上っ面の「贅沢」に惑わされない



●【読者レビュー】

物を持たない勇気！人生は有限なんだ。

年齢を重ねるうちに周りに積み重なる"モノ。常に「断捨離」という言葉があってもなかなか実践できず本書を拝読。捨てることが大事なのではなくて、「物に縛られない」意識に変えていくことが大事だと教えてもらった気がします。



著者にとって持たない贅沢は、形ある物質だけでなく、人間関係など多岐にわたりますが、手に入れられるものを持たない勇気を持つことはとても難しいことです。物であれ縁であれ、手に届きそうなものは惜しいと思ってしまうし、一旦手に入れれば未練が出てしまう。冷静に考えれば、手に入れなければ抱え込まずに済んだ苦悩なのかもしれませんね。



本書ではそういった葛藤を、茶道や禅の教えを加えてわかりやすく解きほぐしてくれています。溢れる物にウンザリとした時だけでなく、生活や人間関係に行き詰った時にも参考になるのではないでしょうか。



★必読！【中古本ダメージなど】▼文庫本ですが、カバーが紛失してありません。写真1&2枚目は本体本編の表紙写真になります。おもて表紙やうら表紙表面に薄汚れやこじわ、ふちまわりの磨耗スレなど▼本体の天地側面(小口面)にかすかに焼け・閲覧めくりによる変色あります。

●内容誌面はきれいです。汚れや書き込み、ページ折れありません。通読にはまったく支障はありません。