✳︎タイトル：鳥取県郷土玩具・柳家の虎張子（中）
✳︎製造：柳家
✳︎サイズ：（約寸）
高さ14cm、横幅10cm、奥行き13cm
✳︎状態　経年の中古品薄汚れ、底部にスレがあります。割れや傷など大きなダメージはありません。

鳥取県は、隣国出雲と並んで古代文化の栄えてきた土地柄、古い風習を伝える年中行事や民間信仰にまつわる郷土玩具が数多く作られてきました。

柳家の虎は、ひげが横にすうっと伸びて、とぼけた表情の中にも頼もしさを感じさせます。

昭和初期1928年から2014年まで86年間2代にわたり、鳥取市において張子をはじめとした郷土玩具を数多く手がけていた「柳屋」。

柳屋の初代・田中達之助さんは、鳥取県に古くから伝わる古玩の復元に尽力され、土人形や張子など、様々な郷土玩具を制作されたすべての作品になんとも言えない愛嬌があり、その後、技を引き継いた二代目の娘さんの宮子さん夫の謹二さんが作る張子の表面の滑らかさ、彩色の美しさは特筆に値しましす。

しかし、残念ながら現在は、後継者が無く2014年に廃業されているとのことです。

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郷土玩具
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