「法華経はなにを説くのか」

久保 継成

定価: ￥ 1800



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２００８年２月に春秋社から初版発行された、文学博士の久保継成氏の著書「法華経はなにを説くのか」です。



仏教は〝さとり〟を説く。仏教の常識では〝さとり〟は、人間、みんなが具えている「気づける能力」である。人間、誰もが、すべてにわたって〝気づく〟ことであり、気づいた者のこころの力である。



本書より抜粋

「法華経」を自分なりに読んできて、「法華経」自体に説かれていることと、仏教実践史の中で伝統が教えてくれていることとの、あまりの違いに、自分自身おどろいていることも事実です。「法華経」は大哲学を説く書ではなく、すこぶる現実的に「ひと」として生きる根本を教えてくれます。そのなかで、私たちが生きる一瞬一瞬に、「永遠」とふれ合っていることにも、気づかせてくれます。



【目次】

序章　　仏教の常識を超える

第１章　〝自分を生きる〟には

第２章　いま、生きる自分

第３章　気づくことができる者

第４章　菩薩という在り方

第５章　永遠との邂逅　〝さとり〟の世界

第６章　人間が行動する根底にあるもの

第７章　信頼に基づくコミュニケーションづくり

第８章　この世の中の改革

第９章　人間によるこの世の救済

第10章　「衆生」と人間

第11章　行いが生み出すもの

第12章　「菩薩行」とは何か

終章　　縁起に目覚める



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