アルバムタイトル　Cannonball Adderley Quintet in San Francisco

兄弟で仲良く写るジャケットですが、これは人気アルトサックス奏者、キャノンボール・アダレイと弟でコルネット奏者のナット・アダレイがサンフランシスコのThe Jazz Workshopで吹き込んだライブアルバムで、ライブらしい寛ぎと熱のこもった演奏を聴くことができます。メンバーはボビー・ティモンズ（p）、サム・ジョーンズ（b）、ルイス・ヘイズ（ds）という当時のレギュラー・クインテットで、ボビー・ティモンズの名曲This Here、ランディ・ウェストンのHi-Fly、アダレイ作のブルースSpontaneous Combustionなど、ファンキー時代を代表する快演盤です。
US Riverside RLP 311 blue label mono DG
オリジナルは1960年リリースですが本盤は1962年頃のリプレス盤だと思われます。ジャケットは経年劣化で擦れ、折れ、黄ばみ、傷み、背と底にテープ補修があります。盤はB面レーベル面に汚れ、盤面は全体的にジリノイズ、特にA面は目立つ擦り傷があり（5〜8枚目）所々チリパチノイズ、A-1終わりかけて一瞬針飛びがあります。モノラルの音圧のためかノイズは意外にも見かけ程ではありませんが少しでも気にする方はご遠慮ください。