本自体は透明なカバーがかけられています。

古い物ですのでそれなりの傷や汚れはあります。

写真をご参照頂きますようお願いしますm(._.)m

【商品名】民芸入門 吉田璋也　カラーブックス デラックス版
【著者】吉田璋也
【発行】保育社
【発行年】昭和48年発行 二刷

「民芸の心で医者の生活をしている」という、医学博士でありながら柳宗悦に師事し、鳥取民芸美術館館長をつとめた経歴を持つ著者。

「柳宗悦先生が嘗て編集された雑誌「工芸」120巻の口 絵の主題を追いながら、
古民芸を図版によって紹介していきます。図版の資料は鳥取民芸美術館の収蔵品から選びました」

-まえがき「古民芸」より-

当時、民芸という言葉がひとり歩きし、観光みやげなど本来、民芸の意図から外れたものにまでその言葉が使われるようになってしまった…。

そんな言葉が溢れた時代を背景に書かれた本書。

実際に民芸に触れる前段階で本書を手にとってほしいという著者の思いから、古民芸を中心とした図版をメインに掲載し、用の美を感じとる圧巻の内容となっています。

コラムでは、民藝運動や柳宗悦氏についても言及。民藝の持つ、健康的な日用品の美しさをご堪能ください。

✳︎著者プロフィール
吉田璋也 (よしだしょうや)
1898年鳥取市に生まれる
新潟医学専門学校卒業。
医学博士
大阪女子高等医学専門学校教授
京都大学講師。
「国画会」会員
民芸の胎動期1920年頃の白樺派（柳宗悦）に師事
現在,日本民芸協会常任理事
財団法人日本民芸館理事
財団法人鳥取民芸美術館　館長