『旅する知――世紀をまたいで、世界を訪ねる』船曳建夫
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400
89
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已售完
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商品狀態 | 未使用に近い |
帯に少しキズがありますが、ほぼ新品です。
【Amazonの説明】
いま、世の中ではどんな変化が起こっているのか。
その変化には実は予兆があったのではないか。そして
その先にはどのような未来が待ち受けているのか――。
本書は、著者が文化人類学者としてここ40年近く
地球を旅する中で体感した、20世紀と21世紀をまたぐ、
世界の文化と歴史を縦断する旅エッセイ。
東大で長年、文化人類学の範疇を超えた授業を
おこなってきた、社会科学者であり思想家でもある
著者の粋を集めた世界読解は必読です。
◆ おわりにより抜粋 ◆
冷戦はずっと続くと思っていました。共産党が
その権力を自ら手放すような決定をしたり、それを
手放してしまうような失敗を犯すとは思いませんでした。
そう、数十年後に中国から共産党が姿を消すことを想像するのが
難しいように。でも冷戦のかたが付いたときの、自由主義が独裁、
圧政を駆逐して、明るい世界がやって来るという楽観も、
すぐに冷めました。ですから、私が昔の旅を振り返りながら、
この本で書きたいのは、昔の話ではありません。その昔が
姿を変えた現在の、そして、このいまの生活が将来もう一度
振り返るとどのような時代としてとらえられるのか、
という、<いま>の話です。
海竜社 第一刷 (2014年8月2日)
【Amazonの説明】
いま、世の中ではどんな変化が起こっているのか。
その変化には実は予兆があったのではないか。そして
その先にはどのような未来が待ち受けているのか――。
本書は、著者が文化人類学者としてここ40年近く
地球を旅する中で体感した、20世紀と21世紀をまたぐ、
世界の文化と歴史を縦断する旅エッセイ。
東大で長年、文化人類学の範疇を超えた授業を
おこなってきた、社会科学者であり思想家でもある
著者の粋を集めた世界読解は必読です。
◆ おわりにより抜粋 ◆
冷戦はずっと続くと思っていました。共産党が
その権力を自ら手放すような決定をしたり、それを
手放してしまうような失敗を犯すとは思いませんでした。
そう、数十年後に中国から共産党が姿を消すことを想像するのが
難しいように。でも冷戦のかたが付いたときの、自由主義が独裁、
圧政を駆逐して、明るい世界がやって来るという楽観も、
すぐに冷めました。ですから、私が昔の旅を振り返りながら、
この本で書きたいのは、昔の話ではありません。その昔が
姿を変えた現在の、そして、このいまの生活が将来もう一度
振り返るとどのような時代としてとらえられるのか、
という、<いま>の話です。
海竜社 第一刷 (2014年8月2日)
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