定価：２，３１０円
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本の概要
本書は、中学校社会科のうち歴史的分野と公⺠的分野を中⼼に、中学校社会科の目標と内容、社会的な見方・考え方、学習指導と評価、社会科の成り立ち、教育課程の特徴、教科書検定制度と社会科教科書、学習指導案の作成、授業実践例を内容とした「中等社会科教育の理論と指導法」に関するテキストである。
現行学習指導要領とその解説に準拠し、教職課程コアカリキュラムにおいて求められている学修内容を網羅し、最新の中学校社会科の理論と実践方法の両方を学修できることを意図して編纂している

【目次】
はじめに
第1節 教職課程コアカリキュラム
第2節 各教科の指導法

第1章 中学校社会科の目標と内容：「公民的資質・能力」の育成
第1節 現行学習指導要領における中学校社会科の基本的な考え方
第2節 中学校社会科各分野の目標および内容

第2章 中学校における「社会的な見方・考え方」
第1節 「社会的事象の見方・考え方」を働かせる
第2節 「歴史的分野の見方・考え方」を働かせた単元の構造化と焦点化
第3節 「現代社会の見方・考え方」を働かせる

第3章 社会科の学習指導と評価
第1節 中学校社会科学習指導の改善充実
第2節 学習評価の改善

第4章 社会科の成り立ちとその歩み
第1節 社会科で育てる人間像
第2節 ２０世紀米国における社会科の誕生
第3節 学習指導要領の変遷と社会科の歩み

第5章 中学校社会科の教育課程の特色
第1節 パイ型分野構成の意義と課題の視点から考える
第2節 「指導計画の作成と内容の取扱い」の視点から考える

第6章 教科書検定制度と社会科教科書
第1節 教科書制度の仕組み
第2節 学習指導要領・教科書をめぐる裁判
第3節 歴史教科書をめぐる問題
第4節 社会科教科書における領土問題

第7章 社会科の授業をデザインしよう
第1節 学習指導案とは何か
第2節 学習指導案の作り方
第3節 歴史的分野「時代を大観する歴史学習」の展開例
第4節 公民的分野「社会の見方・考え方」を身につける授業例

第8章 授業実践例
第1節 地理的分野の授業実践例（領土教育）
第2節 歴史的分野の授業実践例（主権者教育）
第3節 公民的分野の授業実践例（消費者教育）

商品の情報
出版社‎三恵社
発売日‎2023/4/1
単行本‎182ページ