仏像の知識から、陰影のつけ方、背景の処理、細部の描き方にいたるまで、自らの作品を参考に紹介する、仏画の水墨画の描き方。

白描なども含め、75点を掲げ、うち下絵20点付。



「水墨仏画入門 」大型本 – 1991/4/20

呉 斉旺 (著)

¥2750



「水墨で仏画を描いていると、私は何か心地よい緊張感を覚え、心と体が一つに統合された充実感と、心の落ち着きを感じるのであるが、特別に強い信仰心があるわけでもないのに、他の作品の制作中には余り経験しない心境になるから不思議である。仏画には、もとより、このような作用があるのかも知れない。また、それが仏画を描く魅力なのかも知れない。そして、その魅力が私の制作意欲をかき立てるのであろう」



●目次

仏像の知識　仏像の発生、仏の三十二相

仏像の種類とかたち　

如来、菩薩、明王、天、羅漢、僧形、その他

印相と持物

光背、台座、天蓋

描き方　

描線、陰影のつけ方、背景の処理、拡大・縮小の方法、顔の　表現、衣文、細部の描き方

如来

阿弥陀如来、薬師如来、一字金輪王

菩薩

勢至菩薩、観音菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、聖観音菩薩、月光　菩薩、十一面観音菩薩、千手観音菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、水月　観音菩薩、夢違観音菩薩、白衣観音菩薩、虚空蔵菩薩、楊柳観音菩　薩、如意輪観音菩薩、井の頭観音菩薩、音声菩薩、雲中供養菩薩

明王

不動明王、軍荼利明王、金剛蔵明王、愛染明王

天

閻魔大王、帝釈天、持国天、増長天、多聞天、広目天、吉祥天、　伎芸天、訶梨帝母、波夷羅大将、稲荷迦羅多聞陀天、迦楼羅、金剛　力士像、飛天

その他

敦煌千仏洞の彩塑、洛陽龍門石窟の菩薩像、寒山拾得図、布　袋図





＊＊大変綺麗ですが中古品に理解ある方のみ検討ください。





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