紫楽造り・黒楽ぐい呑みです。
紫楽とは窯か陶工の銘かと思われます。丸みのある温かな形に艶のある黒が映える作品です。こちらは蚤の市にて購入した物になります。

楽焼の特徴は「手捏ね」（てづくね）成形と内窯焼成という制作技法にあります。 手づくね成形とは、ろくろを使わず、土を手でこねて形を作り、へらで削って姿を整える作り方です。 へらで削った跡が、それぞれの楽焼の特長となり、見所となります。

こちら目立つキズ等はございませんが色が抜けて艶消しのような箇所があります、恐らく焼成時にピンホールが出来た跡と思われます。因みに焼き物には雨漏りと言って器を使用しているうちに雨が漏ったような模様ができる場合があります、主にピンホールや貫入(かんにゅう)などがある場所にできやすく、その模様も景色として楽しむこともあります。こちらの黒楽も恐らくその類いと思いましたが当方使用していない為真偽不明ですのでご了承下さい。また光を当てた際にみられる貫入跡もキズではありません、こちらも焼成由来です。

自宅保管品につきご理解のある方宜しくお願い致します。
目立つキズや汚れではありませんが上記の理由がありますので完璧を求める方、神経質な方はご遠慮ください。

大きさ→２つ共に高さ約5cm　口径約5cm

即購入された方は納得の上購入されたと認識しますので「思っていたのと違う」等無きよう繰り返しになりますがしっかりと写真を見てからご購入下さい。


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種類...陶器

焼き物...京焼・清水焼