クラウディオ•アバド(指揮)
ベルリン•フィルハーモニー管弦楽団

ブラームス
•交響曲第2番作品73
•大学祝典序曲

1990年、アバドはカラヤンの後任の芸術監督に就任しました。これは、就任前の録音です。フルート首席はあのジェームズ・ゴールウェイです。輝かしく美しくまるでフルート協奏曲を聴いている錯覚におちいります。当時のもう1人の首席はゴールウェイより地味なアンドレアス・ブラウですが、やはりゴールウェイは並外れた実力であるとわかります。ゴールウェイの数少ない貴重なオーケストラプレイの記録です。そういえば、ブラウの後任で入団したジャコー（元ライプチヒゲバントハウス管弦楽団フルート首席）は、数年にわたる試用期間を経て正団員になれず来たる11月に退団し、後任の募集が始まっています。厳しい世界です。

フルートだけでなく、演奏もみずみずしく、素晴らしいと思います。カラヤン在任中に、アバドが指揮してベルリンフィルがどんな音をだしていたか楽しめるディスクです！

再生確認ずみです。
完全美品を求める方や、細かい点を気になさる方はご遠慮下さい。
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