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YAMAHA　FG-401

1975年からのFGシリーズ「オレンジラベル」　トップに「えぞ松」を使用し、
材にもこだわった、ジャパンヴィンテージ品になります。

本機はストローク向きでは無く、fly me to the moonのようなボサノヴァ曲を弾くのに向いているかと思います。

激鳴りはしませんが、静かな夜に単弾きでフレーズを弾くといい感じです。高音の伸びが美しく指弾きで強弱を付けたニュアンスが表現し易い一本です。

トップ：えぞ松合板
サイド・バック：コーラルローズ合板（裏板３ピース）
ネック：アフリカンマホガニー
指板：パリサンドル

ネックはVネックなので、ストロークよりもクラシカルな単弾きが向いているかと思います。
手の小さいかたでも比較的弾きやすいかと思います。

ネック部分に４箇所ほど打ち傷ございますが、プレイヤビリティには影響ありません。
その他のトップ、サイド、バックはこれといった擦り傷もなく49年前のヴィンテージギターとしては美品の部類に入ります。
特にコーラルローズのサイド・バックは綺麗な木目となっています。コーラルローズはニューハカランダとも呼ばれている高級材です。

気になるフレット残は約8-9割です。
ネックはやや順反り
弦高は6フレット側3.5mm、１フレット側2.5mm です。サドルはまだまだ削り白があるので0.5mm-1.0mm程度は下げれると思います。
ロッドは多分回り切っています。

70年代後半の、ビンテージFGです。49年経過しておりますので、さすがに木材も乾燥しいい音出してます。音色に趣きがあります。

パリサンドルの指板は漆黒と言ってもいいくらい黒く、気高さがあります。ローズ指板と比べると出音も気品があり柔らかみのあるサウンドとなってます。
ダイヤ型のインレイもまた高級感のある演出になってます。

型番が示す通り当時の販売価格は４万円でした。
当時のYAMAHA FGシリーズとしてはまあまあの高級機だったと思われます。

中古品となりますので、神経質な方は購入をお控え下さい。

写真のソフトケースをお付けします。
ゆうパック着払いで発送します。

発送は週末になります。タイミングに寄ってはお時間頂きます。

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