ブラームス 3CD

disc 1

①交響曲第１番ハ短調 op.68

②悲劇的序曲 op.81

③アルト・ラプソディ op.53

disc 2

④交響曲第２番ニ長調 op.73

⑤ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

disc 3

⑥交響曲第３番ヘ長調 op.90

⑦交響曲第４番ホ短調 op.98



指揮：サー・エイドリアン・ボールト

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団①④⑤⑦

ロンドン交響楽団 ②③⑥

ジャネット・ベイカー(Ms)③

ジョン・オールディス合唱団③

録音:1970～78年



サイモン・ラトルも絶賛の名盤！

英国の名指揮者、ボールトによるブラームスの交響曲全集。全曲高い完成度を誇る名演ぞろいで、類いまれな平衡感覚に恵まれた指揮者ならではの優れた造形能力で、並の指揮者の到底及ばない深遠な境地を実感させてくれます。ヴァイオリンを両翼に配した立体的な楽器配置の相乗効果も聴きものです。



音楽評論家:福島章恭氏

「ボールトのブラームス演奏は慎み深い。もっと歌えばいいのにという場面も、はにかみながら過ぎてしまう。しかし、そういう慎み深さはブラームスにとって決してマイナスではないだろう。ブラームスもまた様々な想いを胸に秘めたままの悲しみの人だったからだ。どこをとっても慈父のように暖かな眼差しに包まれたブラームスである。」(5点満点の評点5)



ボールト卿は、35才になるまではブラームスの交響曲は振らないと決めていた。それは、内面的な深まりが演奏に不可欠と、若いときから気づいていたに他ならない。極めてスコアに忠実に音楽を運ぶ。但し、英国人らしさは随所に現れ、どの曲もどの楽章も、それぞれのクライマックスまでは決して不合理な強奏はしない。また過大な表情付けも一切なく、あくまでも自然な音楽の流れの中での表現。ボールト卿も他の曲ではもっと大胆な表情付けを行うのにである。しかしながら、感動を私たちに与えてくれることこそ、ボールト卿ならでは。これだけブラームスを愛した指揮者があっただろうか。ブラームス・ファンには是非もっていただきたいアルバム。



輸入盤【廃盤】盤面傷無し 17

外箱はありませんが、CD本体、ライナー、プラケースすべて新品に近い美品です



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