大河ドラマ「光る君へ」にハマった方へ。

直木賞作家・永井路子氏が平安時代を舞台に藤原道長を描いた作品です。1984年単行本で発刊、その後文庫化され40年前の作品（！）ですが、色褪せることなく、平安時代に生きた人物たちが描かれており、おすすめです。



なお、自宅の本棚でずっと大切に保管していました。古いものなので日焼けや経年劣化などがあります。比較的状態は良好だと思いますが、写真にて状態をご確認くださいますようお願いいたします。



■作品紹介

姉・詮子、正妻・倫子、そして紫式部――。

多くの賢女たちに恵まれ、

藤原氏一強を確立させた

平安の寵児・藤原道長を描く、長篇歴史小説

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時の権力者、関白・藤原兼家の三男坊の藤原道長は、機転が利きカリスマ的な存在感を放つ長兄の道隆や野心家である次兄の道兼に比し、平凡でおっとり、出世も遅々としていたが、姉である詮子の助力を得ながらも、左大臣の娘・倫子と結婚する。以来、徐々にではあるものの、道長にも運が向いてきて、姉・詮子、妻・倫子などの支援を受けながら出世街道を上りつめていく……。表面的な華やかさに誤解されがちな人間・藤原道長の素顔を見事に浮かび上がらせた名作。



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