著者：なぎら健壱
出版社：CBSソニー出版
発行：1983年
状態：初版 カバー背ヤケ

異色のフォーク・シンガー、なぎら健壱が、達意の文章で綴るおかしくもかなしい酒場さすらい記。人生マイナス酒イコールゼロと喝破する著者は、無類の呑ん兵衛酒場好き、巡り歩いた飲み屋は優に百軒を越える。が、ここに書かれているのは酒場案内ではない。暮れゆく街に佇む飲み屋。そこに集まるさまざまな人達との無言の会話、酒、肴…オロカナ自己弁護と抱腹絶倒のエピソードの数々。いざ、なぎらワールドへ。

◉目次

銀座三原橋「はやし」
亀戸「大江戸まん太郎」
小村井「ビリーザ・キッド」
須田町「まつや」
神田「トロイカ」
門前仲町「ハッ目うなぎの屋台」
深川森下町「山利喜」
銀座「おる幸」

立石「宇ち多゛」
神保町「兵六」
新宿御苑「赤ちょうちん」
浅草「神谷バー」
扇橋「大野屋」
浅草「番所」
塩浜 「ホルモン道場」
新宿「魚の店 善屋」
吉祥寺 「ぐわらん堂」
吉祥寺「いせや」
木場「河本」

◉東京酒場景色
山谷 「野田屋本店」「大林」
木挽町 「ブルー」
ゴールデン街 「深夜+1」
本所吾妻橋 「遠州屋」

解説　あびらかぺっそんなお人　
高田文夫

【東京酒場景色】は1983年　週刊パンチ　連載　より

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なぎら健壱バチ当たりの昼間酒