1935年頃製造 ドイツ 、Carl Zeiss Jena(カールツァイスイエナ)のTessar(テッサー )です。
ドイツの中判蛇腹カメラ「Balda Baldax」の固定レンズ「 Tessar 7.5cm F2.8」を取り出して、デジタルカメラに取り付け活用いただける様に改造レンズに仕立てました。
今回はα7のEマウントしてサンプルを撮ってみました。
このレンズは約90年前の製品です。
　テッサーは当時広く利用されていたトリプレットなど他の構成と比較して歪曲の少なさ、ボケの美しさ、何よりピント面のシャープさなど驚異的な高画質が特徴で、カールツァイスは「あなたのカメラの鷲の目」（Das Adlerauge Ihrer Kamera ）というコピーでテッサーを宣伝し、実際に世界中の写真家からそう呼ばれました。
テッサーの登場によって多くの人々が「よく写るレンズ」を手に入れたと言われる。もっとも当初のテッサーは最高級レンズであり、衆目の憧れのレンズでした。
テッサーは3群4枚と言う単純な構成で写りが非常に良いとても優れたレンズであったため、後に多くのメーカーが設計を踏襲したそうです。
そんな最高級レンズを当時のドイツ製中判RF蛇腹カメラ1933年ごろの『Welta Weltur』の最高グレードからの改造レンズです。
後部にM42ネジを構成し、PENTAXの中間リングを組み込み、ミラーレス一眼にも従来の一眼レフカメラにも使える仕立てにしました。
今回レンズの後端部からの無限遠FBはほぼ45.5ミリなので、ほぼM42のFBに相当しています。実際には、前玉回転でのフォーカスでもピント合わせは可能で全群移動式とは違うボケも有りますが、ヘリコイドを使った本来のボケや、更に両方を使ってのピント合わせやオリジナルの1mよりも近接の写真撮影など色々とお楽しみ頂けるでしょう！
レンズの外観は、少しの歴史的ヤレはあるもののまずまずのキレイさです。レンズもカビやクモリも無くて、僅かに薄い汚れぐらいで、撮影に影響しないレベルでしょう。
90年近いビンテージレンズを使って、一味違った写りをお楽しみください♪


コンパクトなレンズです。ゆうパケットプラスなどの廉価な配送を予定しています。
●匿名配送でお名前住所不要です。
●送料込みのお値段です。


種類···中判カメラ改造単焦点レンズ