江戸の動植物図 知られざる真写の世界_D-7



江戸時代に大名自らがすすんで図を描いたり、絵師をかかえるようになり、競って動植物の確かな観察による「真写」「生写」を目ざしたようです。日本人が描いた動植物の絵は、西洋のボタニカルアートとは違って、整い過ぎず何やら気配を感じてしまいます。その気配で購入したような気がします。



目次

松平頼恭公と三木文柳

森野藤助の『松山本草』

応挙、若冲、春渓の動植物画

灌園、慾斎、渓愚の植物図

丹洲、雪斎、楽圃の虫譜

武蔵石寿の『目八譜』

奥倉魚仙の『水族四帖』

堀田正敦候の『堀田禽譜』

異才関根雲停の動物図

座談会・江戸の動植物図の豊かさ

総論・江戸期の植物図・動物図の発展



出版社　朝日新聞社

刊行年　1988年10月

ページ数　159頁

サイズ　255×210mm



30年以上も前の本ですが、綺麗な方だと思います。

でも経年劣化が気になる方はお控えください。