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1.Wayne Henderson/Freedom Sound
70〜80年代にかけてジャズ、フュージョン界の人気グループ、The Crusadersのトロンボーン奏者として活躍したウェィン・ヘンダーソンのソウルフルなリーダーアルバム。コンガ、ボンゴなどパーカッションを効かせたグルーヴィなサウンドです。当時はPacific Jazz Recordsに所属しJazz Crusadersで活躍していましたがこのアルバムではラテン、サルサ風味満載の味付けでCrusadersとはまた違う魅力に溢れています。テナーサックスのウィリー・グレシャム、バリトンサックス、フルートのジミー・ベンソンといったモダンジャズでは知名度のないものの実力派メンバーが参加して盛り上げています。ピアノのハロルド・ランドJr. が初期のハービー・ハンコックばりのタッチを見せマット・ハッチャーソンなるバイブラフォンも冴えています。
US Original Atlantic SD 1512
2600円

2.Blue Mitchell/Stratosonic Nuance
人気トランペッター、ブルー・ミッチェルはかつてブルーノート時代、ホレス・シルバー・クインテットのトランペッターとして、また他のレーベルでもRiversideのBlue’s Moodsなど数々の名盤を残していますが70年代に入っても当時の中堅レーベルMainstreamなどにジャズファンクの快演盤を残しています。このアルバムは1975年に吹き込んだフュージョン風味のジャズ・ファンク好盤です。
メンバーはハロルド・ランド（ts）、ハンプトン・ホーズ、シダー・ウォルトン（p,elp）、ロン・カーター（b）といった一流ジャズメンが参加。バリー・ホワイトやスティービー・ワンダーの曲を取り上げていますがジャズ・ファンク・アレンジのセロニアス・モンクのNutty、ミディアムテンポでグルーヴィなリズムにミッチェルのトランペットとホーズのエレピが冴える自作曲Melody For ThelmaがMy Favoriteです。昔と変わらない優しさを湛えた吹奏に聴き入ります。
US Original RCA APL1-1109 stereo
3900-500=3400円