1950〜60年代頃の通称「リボンタグ」のワンスターです。レザーはしぼ感のあるステアハイド。(ただこの年代はステアハイドと記載してホースレザーを使用しているとも言われている為、ホースの可能性もあります。)使用感はありますが年代を考慮するとかなり綺麗で、ダメージは右ポケットのリペア(写真12)、袖口の裏地(写真9)に多少あるくらいなので、ほぼパーフェクトな状態と言えるでしょう。

袖ガゼットと腰内側に合皮を使用、薄い八角バックル、エポレットにオリジナルのワンスター、フロントのデカアルミTALONジッパー、チェーンジッパー、袖はEMARのベル型ジッパーと拘りのヴィンテージディテールが最高で、復刻では出せないオーラが漂います。

そして極め付けはそのサイズ感。現代のファッションにもフィットする大きめなサイズ44(写真11)になります。またsacai×ショットのサイズ感にも近く、そちらでもリボンタグを使用しているので元ネタと言えるでしょう。

現在このリボンタグのワンスターは本当に枯渇していて、さらにはこのコンディション×このビッグサイズになると今後出てくることはないと思います。原点にして頂点、まさにキングオブライダースと言えるでしょう。価値がわかる方達であれば納得の一生物の極上品かと思います。

サイズ44
肩幅50
身幅55
着丈61
袖丈63
おおよその素人採寸