私の祖母の桐箪笥を解体したときの引き出しの「かん(金偏に丸)」取っ手です。

この桐箪笥、60年程前に庭に引きずり出してホースで水洗いしたことがあります。昔のものは丈夫で、その後も狂いなく阪神大震災(割れが入り)まで頑張ってくれました。

この桐箪笥は上段・中段・下段とわかれていました。
上段は戸棚と横３個の小抽斗(これらの「かん」３個)、中段の開き戸内の３個の抽斗のアルミ「かん」６個、下段の２個の抽斗の「かん」４個、及び接続ピンが商品です。

アルミかん６個
　　　横幅90㍉奥行36㍉

鉄製装飾模様(画像5)付き「かん」大小計７個
　　大4個　横幅90㍉奥行36㍉
　　小3個　横幅74㍉奥行32㍉

接続ピン　全長40㍉足32㍉
前面の取り付け位置の穴に通し折り曲げ、さらに先端を4ミリ程度を折り曲げて当て木をして打込みます(柔らかい桐材だから可能)。もし、ピンの汚れが気になるようでしたら、サンポール(塩酸が少し含まれるトイレ洗浄薬品)に少し浸してもらえばいいと思います(要注意)。