デンマーク人デザイナー、オーレ・イェンセン (Ole Jensen) がロイヤル・コペンハーゲンのOleシリーズ（1996年～）のためにデザインしたティーポットですが、こちらの商品は、それ以前の1993年に家具メーカー、パウスチャン社（Paustian）の要望でデザイン、生産されたモデルです。そのため、ポット底にはパウスチャンとロイヤル・コペンハーゲンの刻印があります。
当時もあまり多くの数が作られたわけではなく、現存するものを目にすることはほとんどない大変希少なポットです。

底にあるロイヤル・コペンハーゲン製であることを示す3本の波線は、デンマークを囲む大ベルト海峡 (Storebælt)、小ベルト海峡 (Lillebælt)、そしてウァスン海峡 (Øresund)の3本の水路を表しており、職人によってハンドメイドで色付けされた商品全てに書かれています。また、その下に見られる”FAJANCE”は、この磁器はファイアンス焼きで作られた、という意味です。

柔らかなフォルムとミニマルなデザインが特徴で、機能性だけでなくインテリアとしても空間に温かみを与えます。製造元の品質とデザイン性の高さは一目でわかる、時代を超えた一品です。

注意点:
・ビンテージ品のため、経年による小さな傷や色味の変化があります。これも商品の味わいとしてお楽しみいただける方におすすめします。

発送方法:
丁寧に梱包し、追跡可能な配送方法で発送いたし
ます。
サイズ　　　　175 x 145 x 高さ 195 mm
カラー　　　　イエロー
材質　　　　　磁器（ファイアンス焼き）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
デザイナー　　Ole Jensen
デザイン年　　1993年
メーカー　　　Paustian / Royal Copenhagen
原産国　　　　デンマーク

【デザイナー紹介】
オーレ・イェンセン (Ole Jensen)は、エイジングで生まれ、1989年に王立デンマーク芸術学院を卒業しています。 デザイナーとして、教師として、広範囲で活躍。１９９０年代にデンマークデザインスクールで教え、セシリエ・マンツやルイーズ・キャンベルが師事しました。ユーモアやポップさを実用性と融合したデザインは、誰もが親しみやすい仕上がりです。