知る沖縄
木村 司
定価1430
#木村司 #木村_司 #本 #社会／一般
今、再び注目を集める沖縄。
普天間基地問題から太平洋戦争の沖縄戦、占領下&復帰後の沖縄戦後史のことなど、沖縄の今と昔を豊富な写真と図で紹介。
社会人ならこれだけは押さえておきたい沖縄のことがこれ一冊でわかる!

目次
第1章 「普天間から辺野古」の基地問題とは何か
・普天間基地返還のそもそもの理由
・くり返される米軍の事件
・首相が、沖縄県知事を訴える異例の出来事
・「普天間返還」へ日米合意したのに、なぜ混乱?
・なぜ、返還の対象が普天間基地となったのか?
・9割が民有地の普天間基地
・基地の移設先が辺野古になった経緯とは
・辺野古への移設に関して、地元の名護はどう動いたか

第2章 押さえておきたい「沖縄と米軍基地」の基礎知識
・沖縄の基地負担を数字で見る
・米軍の事件、事故に影響を及ぼす「日米地位協定」
・50年代以降、基地は本土から沖縄へと移っていった
・翁長雄志知事とはどんな人物か
・14年県知事選、翁長知事誕生の背景は
・鳩山元首相の「県外」発言と沖縄での反応
・「基地が経済発展のじゃま」という意識が県民に広がる
・「基地がなくなったら困る」は本当か
・「基地を返さないでほしい」と表明した名護市長
・返還後の跡地開発における経済効果は
・「沖縄だけ莫大なお金をもらっている」は本当か

第3章 「沖縄戦」を知らずして理解は深まらない
・沖縄戦終結の日を「慰霊の日」に
・なぜ、沖縄が激戦地になったのか?
・日本軍の作戦によって、多くの県民が巻き添えに
・「捕虜は恥」の教えで「集団自決」した住民
・戦場にかり出された子どもたち―ひめゆり、鉄血勤皇隊
・戦後に沖縄だけが味わった苦難

第4章 米軍占領下から本土復帰の流れ
・「屈辱の日」と呼ばれる4月28日
・米軍占領下での沖縄の暮らし
・沖縄では抑揚が禁止されていた「日の丸」
・「銃剣とブルドーザー」による土地接収
・50-60年代、本土への復帰運動の変質
・沖縄返還をめぐる日米両政府の動き
・復帰の基本方針「核抜き本土並み」とは
・復帰を目前に控えた時期の「コザ暴動」
・沖縄、日本、アメリカにおける復帰の意味

終章 沖縄のこれから
・沖縄独立論と琉球の歴史
・沖縄の米軍は、本当に「抑止力」になっているのか
・「沖縄の知事」という仕事