七宝焼作家のわたくしの作品です。

銅板を切り出し
焼成時に反らないように
手で曲げながら叩いて
丸みをつけてます。

口元から耳先まで
約 6.3cm
顔幅
約 2.5cm

細長い七宝焼は、
焼成する時に反り返ってしまうことが
よくあります。

焼成回数や胎の厚さ、
焼成時の支点の位置や
焼成温度・焼成時間など
原因は色々ありますが、
多少曲がっても
反り返らないように、
強めに丸みをつけて
作成すると防げることなのです。

しかし、丸みを付けると
平面で切り出した銅板は、
小さくなったように
感じちゃうんですね。

短い方が縮む感じかするのは
高さを合わせようとしたからなのか、
より一層細長くなってしまうんですね。

オデコも広いような気はしますが、
長い耳の白うさぎちゃんが
出来上がりました。

遠くの音もよく聞こえそうですね。

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七宝焼（しっぽうやき）とは、
金属に釉薬（ゆうやく）という粉状にした
ガラス質のものを盛り乗せ、
釉薬が溶ける温度の高温で
焼き上げてつくる工芸品です。
強い圧力や落下によって
割れることがありますので、
ご注意ください。

裏は、焼き網跡などが服などに
引っかからないように、
当該箇所はヤスリをかけております。

個装箱は付けておりません。
ご了承ください。

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