イタリアの具象派を代表する彫刻家ジャコモ・マンズー、希少な大冊の日本語版作品集です。出版当時入手してから、ながらく自宅保管していました。外箱の（とくに背表紙）にヤケと本棚によるスレ、カバーにも一部ヨレあり、経年相応ではありますが、中は書き込みなどなく綺麗で、普通に読んでいただくぶんに問題ないかと思います。あくまで自宅保管の古本としてご了承のうえご購入お願いいたします（当方ペットの飼育や喫煙歴はありません。）





ジャコモ・マンズー彫刻作品集　



著者ジャコモ・マンズーManzù, Giacomo（作）

著者ジョン・リウォルド Rewald, John（著）



出版社/現代彫刻センター

出版年月日　1975/3/1

大きさ、容量等　435p (図・肖像共) /333

30x33.5x6cmの大冊

日本語版監修/三木多聞

背・表紙の書名/Manzù 奥付の書名/ Giacomo Manzù

定価/50,000円 (税込)





ジャコモ・マンズーは，イタリアの具象派を代表する彫刻家。鋳物の肌触りをそのまま生かした独特のスタイルは，1960年代から1980年代にかけて世界的な人気を博し，その後の日本の彫刻界にも多大な影響を及ぼしました。



Giacomo Manzù

（1908〜1991）イタリアのベルガモに生まれる。最初は木彫職人の下ではたらいていたが，夜間の装飾美術学校に通って，彫刻に開眼し，キリスト教的モチーフをもとに数々の作品を制作。第二次世界大戦中，反ファシズムから発したレジスタンス運動に参加し，数々の迫害を受け，大戦後はキリスト教的なモチーフにとどまらず，戦争やファシズムに対する強い抗議性のある作品を制作するようになった。ローマのサン＝ピエトロ大聖堂の門扉のレリーフ「死の扉」，ザルツブルグ大聖堂の「愛の扉」，ロッテルダムの聖ローレンス教会の「平和と戦争の扉」の扉シリーズが有名。