ジュリーニの『リンツ』、ブラ１

ジュリーニの『リンツ』が登場します。先にリリースされ、良好な音質と陶酔的なまでの旋律美を追求したブルックナー第７交響曲の名演の前に演奏されていたのがこの『リンツ』。ここでもブルックナー同様、美しさに輝くジュリーニ完成期のライヴが味わえるものと思われます。
組み合わせはブラームスの交響曲第1番で、こちらはスタジオ盤と同じ1962年におこなわれた演奏会からのライヴ録音となっています。

・モーツァルト：交響曲第３６番ハ長調 K.425『リンツ』
録音：1982年7月19日、ステレオ録音(ライヴ)
場所：ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール

・ブラームス：交響曲第１番ハ短調 Op.68
録音：1962年9月6日、モノラル録音(ライヴ)
場所：エディンバラ、アッシャー・ホール

フィルハーモニア管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)