#理数系本



岩波基礎物理シリーズ 〈７〉

統計力学

長岡洋介

教育経験豊かな著者たちが理工系1～3年の大学生にマッチするように書き下ろした清新な教科書・参考書シリーズ．物理的意味を重視し，適切な演習問題を配したので，将来理工系のどの分野に進むにも十分な力が自然につく．

物質の多彩な性質を解明する統計力学の考え方と方法を、理想気体から強磁性体まで、さまざまな具体的問題を通して明快に解説する。

１　統計力学の基礎

２　ミクロカノニカル分布とエントロピー

３　カノニカル分布と自由エネルギー

４　古典統計力学の近似

５　低温と量子効果

６　開いた系と化学ポテンシャル

７　フェルミ統計とボース統計

８　２次の相転移



岩波基礎物理シリーズ 〈１０〉

「物理の数学」

薩摩順吉

数学は物理を語る言葉である。微積分から出発し偏微分方程式に至るまで、物理の様々な分野で使われる基本的で重要な数学を、物理における応用に注意しながら、分かりやすく、丁寧に説明していく。

教育経験豊かな著者たちが理工系1～3年の大学生にマッチするように書き下ろした清新な教科書・参考書シリーズ．物理的意味を重視し，適切な演習問題を配したので，将来理工系のどの分野に進むにも十分な力が自然につく．

第1章…微積分

第2章…線形代数

第3章…ベクトル解析

第4章…複素関数

第5章…常微分方程式

第6章…フーリエ解析

第7章…偏微分方程式

●代表的な偏微分方程式

●偏微分方程式の解

●非線形問題

●演習問題



本書本シリーズの特長は読み物としてすぐれているので何よりも面白いことです。

とりあげている素材が生き生きしている感じで、物理が純理の無味乾燥をうまくカバーしています。

だから、その接点で数学を楽しく学ぶことができるというしくみです。

そこで、物理学をまなぶのに必要な数学的ツールについて、必要最小限をモットーに、

かつ深く味わいながら学び進んで行きたい向きに本書はおすすめです91633