高田都　全10冊 3000円
2冊以上のバラ売り可能（1冊400円）
①あきない世傳金と銀 ニ 早瀬篇
②あきない世傳金と銀 三 奔流篇
③あきない世傳金と銀 五 転流篇
④あきない世傳金と銀 七 碧流篇
⑤あきない世傳金と銀 八 瀑布篇
⑥あきない世傳金と銀 十三 大海篇
　　　　　　　　　　　↑（最終篇）
⑦みをつくし料理帖『天の梯』
⑧みをつくし料理帖『花だより』
⑨永遠に在り『あい』
⑩軌道春秋『ふるさと銀河線』

※あきない世傳金と銀 シリーズ』のあらすじ
　武庫川の河口域にある津門村で、学者であった父重辰の庇護のもと育った幸でしたが、いわゆる享保の大飢饉で兄雅由を亡くし、続いて父をも疫病で亡くしてしまいます。
　そのために九歳で大坂天満の呉服商「五鈴屋」へ女衆として奉公に出ることになるのでした。
　五鈴屋には、まわりからは「阿呆ボン」と呼ばれるほどの遊び人である四代目徳兵衛の長男、商才はあるのですが他人への思いやりを持たない二男の惣次、戯作が好きな坊っちゃんである三男の智蔵という兄弟がおりました。
　そして彼らの祖母の富久がいて商売に目を光らせるなか、番頭の治兵衛が店の実質的な切り盛りをしていました。
　死んだ兄からの「知恵は生きる力になる」という言葉を抱いていた幸は、元来の知識欲に火がつき、貪欲に商いについて学んでいきます。そのことに気が付いたのは番頭の治兵衛であり、三男の智蔵でした。
　ここから、幸の大坂商人としての人生が始まり、生き抜いていく姿が描かれるのです。

　 最終巻は十三巻の『あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇』をもって完結。
　また、本シリーズが小芝風花主演でNHK BSとNHK BS プレミアム4Kでドラマ化放送中です。