抽斗のなかの海 朝吹真理子
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商品售價 |
799
177
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商品狀態 | 目立った傷や汚れなし |
「抽斗(ひきだし)のなかの海」
朝吹 真理子
中央公論新社2019年刊 定価: ¥ 1700
初版本
若干のスレありですが
大きな汚れなどはございません。
なにかを書くときは、果てしない海にむかって、壜を投げるような気持ちでいる。それがいつどんなひとに届くかわからないけれど書いている。こどものころから、何かしら書いては、投げていた。日記は書かないけれど、うそは書いていた。じぶんだけの楽しみなのでひとには言わない。机の抽斗、デスクトップで書いたものを保存して閉じるときも、画面・抽斗のむこうに、黒く波うつ海のような四次元がひろがっていると思っていた。「ドラえもん」のなかののび太くんの勉強机の抽斗みたいに、どこか無数の別の場所と繋がっているような気がしてた。
(本書より)
朝吹 真理子
中央公論新社2019年刊 定価: ¥ 1700
初版本
若干のスレありですが
大きな汚れなどはございません。
なにかを書くときは、果てしない海にむかって、壜を投げるような気持ちでいる。それがいつどんなひとに届くかわからないけれど書いている。こどものころから、何かしら書いては、投げていた。日記は書かないけれど、うそは書いていた。じぶんだけの楽しみなのでひとには言わない。机の抽斗、デスクトップで書いたものを保存して閉じるときも、画面・抽斗のむこうに、黒く波うつ海のような四次元がひろがっていると思っていた。「ドラえもん」のなかののび太くんの勉強机の抽斗みたいに、どこか無数の別の場所と繋がっているような気がしてた。
(本書より)
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