裄 68.2 袖幅34.1 袖丈112.5
身丈 背から161.1
前幅24.6 後幅29.6
〈娘の着物採寸表より換算しました。袖丈のみ実寸計測〉

シボが立ち、重みのある上質のちりめん地。
胴裏は朱、八掛は紫、比翼は緑です。
二枚の着物を着ているように見える
比翼仕立てが、よりいっそう表地の
上品な赤を引き立てて豪華です。

長襦袢は八掛と同色の紫色で、柄は
縁起の良い松葉ちらし。
薄桜色の刺繍半衿は手入れのため取り外しており、同封します。（写真7）
また、別出品中の髪飾りもお付けします。

襟元の緑は、伊達襟ではなくて比翼
です。裾や袖のふりからも緑と長襦
袢の紫が見え隠れして素敵だと思い
ます。
着物が無地なので、両胸元と背の三
ヵ所に、手刺繍の加賀紋を入れてもら
いました。（写真6）

人と違った振袖を着たいという長女の希望で誂え、彼女は２度、次女は１度
袖を通しました。
少し目立ち過ぎるのではと危惧しましたが、周りの方々の評判は良かったようで、二人とも大満足で記念写真に収まりました。
また、着用の都度、呉服屋で手入れをしてもらったのでとても綺麗な状態です。