翡翠は、ミャンマー産のものだけが、天然の翡翠として価値があります

インド翡翠、オーストラリア翡翠、台湾翡翠、染め翡翠、含浸翡翠、等 ○○翡翠と言って売られているものはすべて、天然翡翠、ジェダイトと呼ばれる価値の高い本物の翡翠とは別のものです。

多くの業者や、転売屋さん、詐欺師が、わずか数百円から数千円のものを、何十万、何百万で、素人のお客様を騙して販売しています。

宝石業界にとって、良くないことですので、

本当の情報を皆様に、お伝えします



染色の、翡翠は、色が落ちてきますし、含浸の翡翠は、ほとんど価値のない色、テリの悪いものを、色の付いた液体を染み込ませて、綺麗なグリーンに変えます。○○翡翠と呼ばれるのは、そもそも翡翠ではない他の安い石なので、論外です



翡翠は、海外や観光地では、たとえ空港の売店でもデパートでも、平気で偽物が売られています。

素人や転売屋さんは、知らずに偽物を売ったりします。翡翠はプロから買うべきです



私は、ミャンマーの翡翠のオークションで、原石から買い付けたことが、何度かあります。

山奥の僻地で、高校の運動場ぐらいの広さのところに、大小様々な翡翠の原石が並べられていて、

小さい原石は、握りこぶしぐらいの大きさで、大きいものは、3mぐらいの高さのある数トンもある原石でした

世界中から翡翠のプロが集まり、真剣な顔で値踏みをしていきます

翡翠の原石は、あらゆる原石を買う中で、最も難しいんです

その理由は、翡翠の原石は、一色の原石では、なく、たくさんの色が混ざった原石であり、また透明度がなく外から中が、どんな状態になっているから、見えないからです。外側に綺麗な緑の色が見えていても、それが表面だけで、中は別の鉱物だったり、色の悪い翡翠だったり、逆に表には、小さな緑だけしか、見えてないのに削っていけば、中には大きな緑の綺麗な翡翠が、出てくる場合もあります。中に良い色、品質の翡翠があれば、数億円の価値を生むこともあります

原石と会話したら、わかるんだと言って原石に抱きついて耳をつけたり、頭をつけて、何やら、小言を唱えて、買うようなプロの原石バイヤーを数人見ました。石の波動で、中に良い色の原石があるかどうかわかるんだと言ってました

私は、こんな人達の真似はできないと思い、このオークションは、数回で撤退しましたが、良い経験と良い人脈を得ました