フランス彫刻家（Eugene Marioton 1857〜1933）のブロンズ像：オルレアン1429像

「ウジェーヌ・マリオトンはフランスでは名が知られた彫刻家で、フランスをはじめとする海外では高く評価され、オークションでは高値がついている」とのことで、日本の骨董店でも買取コーナーが設けられています。本品はオルレアンの戦いを表しています。

海外のサイト（写真の最後から3枚）を見ると、フランクリンミント製のような複製品を表すもの（台座の横にPARISの文字が入ったコイン型の表示あり）がついていますが、本品にはそれがついていません。製造番号はありませんが、当時物ではないかと想像します。

　なお、当時物だとすれば、100年前近い骨董品になりますが、本品はブロンズ自体もかなり古さが感じられ、くすみもあります。このためもあってか、右腕の上腕部に補修跡があるほか、剣もなくなったと見え、代わりの剣が付いています（本来の剣は、海外のサイトの写真にあるとおり、ブロンズ製なのでひょろひょろのものが付いていますが、折れてなくなりやすいのが一般的です。本品は、剣の長さ、色も特に違和感はないと感じます）。・・重量は約2.0kgです。

　以上、観察した結果を書きましたが、完品ではないのでおすすめ価格で出品します。購入のご判断は、写真が全てですので、ご自身のご判断でお願いします。