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#ちろみろ文庫



✨青い夜道　愛蔵版詩集シリーズ

田中冬二　著

日本図書センター

2006.3.25 #初版 第1刷発行



初刊のデザインの香りをつたえる新しい愛蔵版詩集シリーズ



ふるさとへの郷愁を静かに紡ぐ



町で修繕した時計を

風呂敷包に背負った少年がゆく



ぽむ　ぽむ　ぽうむ　ぽむ・・・・・・



少年は生きるものを

　背負つてるやうにさびしい



ぽむ　ぽむ　ぽうむ　ぽむ・・・・・・

帯より



#田中冬二　たなかふゆじ　1894-1980年　福島市栄町生れ　詩人

銀行員として働きつつ、郷愁をテーマに詩作を行う。専ら旅を題材とした詩を作り、山国や北国の自然、日常生活を初々しい感覚で表現した1929年叙情詩集「青い夜道」発刊。多作ではなくマイナーポエットとも評されるが、一貫して日本の自然や生活に根ざした詩を作り続け、吉行淳之介は象徴的に「青い夜道の詩人」と評している。詩作のほか散文や俳句も手がけている。堀口大學らと交友関係があった。

詩集

花冷え

葡萄の女

晩春春の日に　他





✿鉛筆で　✓　目次の題名に数ケ（一例画像9）と詩の頭に数ケ（一例画像11）は丁寧に消しました。残っていないと思われますが、消し痕や消し漏れがありましたら、ご容赦下さい。

きれいな本です。



かなり厳しく見ていますので、画像と下記でご確認の上、古本とご理解頂き、購入を検討頂けたら、幸いです。



水濡れ対策、傷み対策を行い、発送します。



カバー：

表紙：

三方：

文面：

函：天小傷僅か　画像5

函帯：背縦折れ　画像2



状態等気になられる方はスルーして下さい。



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